お祝いのお返し「内祝い」とは

内祝いの由来

「内祝い」は元々、結婚、出産、入学、卒業、就職、新築、改築といったお祝いごとがあったときに、親戚や友人、知人に配る贈り物のことで、お祝い事の御裾分けという意味合いが強いものでした。
家の慶事について、周囲の人々に知ってもらい、喜びを分かち合いたいというコミュニケーションの一つと解釈してよいでしょう。

前述した個人的なお祝い以外にも企業の「〇周年記念」とか「改装記念」ということで、内祝いの品を配るということもあります。
しかし、最近は「内祝い」といいますと、お返しの意味合いが強く元々の由来を知らないという人が多いものですから、いきなり品物が贈られると驚かれてしまうかもしれません。

最近の内祝いの傾向

最近は頂いたお祝いのお返しとして、そのお祝いの金額の半分から三分の一程度のものを渡すというのが一般的です。
洗剤や石鹸、日持ちするお菓子等が人気ですが、カタログギフトで贈られる側の人が好きな物を選べるというものも人気が出ています。
いずれにしましても、お祝いを頂いてから余り日にちを空けずに贈った方が良いでしょう。

但し、その地方によってはタブーとされるもの、逆に贈るべきとされるものがありますので、事前に確認しておくと混乱を避けることが出来ます。
それから、人によっては「お返しなしで。」ということでお祝いを渡す場合もありますので、そういった時は訪問する際に手土産を持参したり、お礼状を書いたりして感謝の気持ちを伝えましょう。

内祝いの品にはどんなものがあるか

”昔は、お赤飯や紅白まんじゅうなど、定番の内祝いギフトがありました。昨今では、石鹸・洗剤やタオルといった日用品や、日持ちのするスイーツなど食料品が人気です。”

引用:大丸松坂屋の内祝い

たとえば、京阿月の「焼印入りみかさ 「ありがとう」 5個入」(税込1080円)はいかがでしょうか。
こちらは、元々は小豆を扱う雑穀問屋だったことから屋号を阿月(あずき)にしたそうです。
きめ細かい小麦粉でしっとりと焼き上げた京のみかさ「阿月」はお馴染みのどら焼きとは違う味わいがあります。
また、「ありがとう」の烙印もありますので、感謝の気持がよく表わされていて内祝いの品としては最適です。

スターバックスの「オリガミ パーソナルドリップコーヒーギフト」(税込1080円)も喜ばれる一品です。
スターバックスというと、世界中にあるコーヒーブランドですから、知らない人はいないでしょう。
こちらの商品はスターバックスのレギュラーコーヒーが個包装になり、本格的なコーヒーがお手軽に楽しめますから、コーヒー好きの人に喜ばれそうです。
挽きたての香りと味わいをそのままパックしてありますので、淹れると挽きたてのコーヒーの芳醇な香りが広がります。

いずれも、大丸松坂屋のオンラインショップで購入できます。
他にも、様々な品々がありますので、ご覧になってみると内祝いを考える際の良い参考になるでしょう。